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修学旅行素直クール

「うまくいったな」
「そうだな、これで友人も安心だろう」
「まぁ、オレは御前がいるならいいけどな……周りの視線が痛すぎるな……」
「あまり気にしないほうがいいぞ……」

クー・ツン・シューにより班から抜けざるをえなくなった友人、しかしクーから出た

「合同班にすればいいじゃないか」

との意見。
しかし、俺達の班から突如飛び出てしまった友人を迎え入れてくれる班はなかった。
そこでクーが機転をきかし、女生徒に呼び掛けて友人を迎え入れてくれる班を見つけてくれたのだが……

「うちらの合同班って、男2人に女6人か……」
「ま、まぁいいんじゃないか?そっちの女性3人とは別行動なんだろ?」
「あまり大きな声で言うな、先生に聞こえたら……」
「すまん、クー」

俺、友人、クーの三人を見つめる周りの視線が痛い。
そりゃそうだ、俺等の班で6人も女生徒をとってしまった為、他の班は大変な状況だろう。

「男?どうした?」
「周りの視線が気になってな……」
「ふふ、気にすることはない。修学旅行が終わった時には男と私が寄り添っていても誰も気になどしないさ」
「あー……」

友人の班決めでてこずっていたからか、忘れていた。
クーは俺に告白紛いの事をしていたんだった。
今まで俺とクーに接点は無かったといっても過言じゃない。
もちろんクラスメイトとしての会話はした事はあるけれども、それ以上は何もない。

「未だに実感わかないんだけどさ、さっきのクーの話って告白だったのか?」
「意外と君は鈍感なんだな」

少し驚いた風に眉をひそめるクー。

「ああ、すまない。自分を棚にあげているわけじゃないんだ。私自身告白など経験がないから分かりにくくて当たり前だな」
「そうじゃなくて、告白だっていうのはわかっていたんだけどなんか信じられなくて」
「わかった」

そう言うとクーは口元を少し吊り上げ、心底楽しそうな表情で笑った。
俺はその瞬間、可愛いなと思ってしまった。
クーは委員長をしているからかあまり感情を表に出さない、そんなクーからこんな表情をされてしまっては……1発でノックアウトも仕方ない。

「もっと恋人らしく、わかりやすい行動をしないとな」

クーは俺の肩を持つとぐっと引き寄せる。
そうして、俺のファーストキスは突然に奪われた。

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